ドップラーセンサーモジュール(NJR4265)を使ってみた。
UARTだからって、普通に使おうとすると落とし穴があるので、以下に気を付ける。
データシート「6.2 UART通信インターフェース仕様」の「パリティ」が「奇数(odd)」になっているので、ArduinoとかProcessingのデフォルト設定では正常に通信できない。通信を始める時に以下のようにコードを修正をする。
Arduino
Serial.begin(9600);
↓
Serial.begin(9600, SERIAL_8O1);
Processing
mySerial = new Serial(this, SERIAL_PORT_NAME, SERIAL_PORT_BAUDRATE);
↓
mySerial = new Serial(this, SERIAL_PORT_NAME, SERIAL_PORT_BAUDRATE, 'O', 8, 1);
今年の反省
TwitterとかSNS系ばかりでブログの方が疎かになってしまいましたが、今年一年の反省をしたいと思います。
<良かったこと>
- コミケC80に初参加で初サークル参加。冊子、MINTIA電光掲示板キット・完成品を頒布。
- Make Tokyo Meeting 07に出展。MINTIA Display、MINTIA電光掲示板を展示。MINTIA電光掲示板キット・完成品を頒布。
- さくらVPS & ドメイン取得!
<反省点>
- ニコニコ動画へのうpがMINTIA Display v1を最後に止まっている。
- MINTIA Display v2の開発(ファームウェア)が進んでいない。
- 大学サークルの後輩への技術継承があまりできていない。
等々
最後に鋭意開発中のARM搭載のMINTIA Display v2を晒しておきます。
誰かコーディングを手伝って〜。
Make Tokyo Meeting07に出展しました
12月3、4日に大岡山の東京工業大学で行われた「Make:TokyoMeeting07(MTM07)」
大学のサークル「CITERA」として参加して作品展示、頒布を行いました。
<展示>
- MINTIA Display
- ニコニコ動画でお馴染みの初号機
- MINTIA Display v2
- ARM(NXP LPC1769)、各種センサー、各種インターフェース、MicroSDを搭載して電源のみでスタンドアロン稼働可能な2号機
- MINTIA 電光掲示板
- MicroSDに保存されたGIFアニメーションをAVR(ATmega328P)でデコードして表示する電光掲示板
<頒布>
- MINTIA 電光掲示板キット(3000円)、完成品(3500円)
以下で回路図、アートワーク、ファームウェアを公開しています。
ライセンスはCC BY-NC ライセンスでお願いします。
https://github.com/yuhki50/MINTIA_Electric_Bulletin_Board
MINTIA Display完成
MINTIAのケースに132x162dot、16bitカラーのグラフィックLCDを組み込んだUSB接続のMINTIA Displayが完成。前回と同じで、FT232RLのBit Bangモードで8bitバスで制御しています。このLCDは8bitのデータバスと4本の制御線が必要で、FT232RLでは直接制御できないので、CPLD(XC9536)を使ってラッチ回路を組んでいます。データを2回に分けて送ることで、転送スピードは落ちるが、FT232RLでLCDを制御できました。
CPLDを使わずともロジックICを使うという方法もありますが、スペース的に厳しかったので、こういう構成になりました。
PC側でポートを制御しているので、フレームレートは 7〜10FPS程度ですが、静止画の表示がメインなので、問題ないです。
ニコニコ動画にうpしたところ GIZMODE で紹介されました。
GIZMODE ただのお菓子...と思いきや、中にはぎっしり電子部品が! MINTIAをディスプレイにしてみました(動画)
http://www.gizmodo.jp/2010/10/mintia.html
MINTIA Display開発開始
ニコニコ動画にうpしたFRISK Displayの紹介動画の好評なコメントを頂いた。その中でMINTIAで作ってほしいというのがあったので、開発を始めた。
ちょうど使えそうなグラフィック液晶を見つけたので、色々検証中。
aitendo 液晶パネル シャープ、2.0 LQ020B8UB02
http://www.aitendo.co.jp/product/941
ロジック電圧が1.8V、3V、バックライトに12V必要なので、回路が複雑でスパゲッティ配線になりそうである。そこが面白いところではあるが。