マイコンボードを作ってみた

何かと便利な Arduino マイコンボードがもっとほしくなったので基板から作ってみた。
Arduinoオープンソースハードウェアなので回路図や基板パターンなどが全て公開されているので簡単にオリジナルのマイコンボードが作れる。
今回は Arduino 互換機の一つである Boarduino をベースに改造した。

Boarduino は本家 Arduino に比べて小型でブレッドボード*1に直接挿して使うタイプのボードである。小さくても同じ機能を持っていて本家同様 USB から直接プログラムを書き込める。

便利なBoarduinoではあるが、ちょっと不満があったので、調整してみた。

  • 引き抜きにくい

  →基板の幅を広げてピンヘッダーの脇に指が引っかかるようにする

  • 小型ゆえにピン名の表示が見にくい

  →配置を工夫する

  • PWMや割り込みピンが分かりにくい

  →マーキングする □マーク:PWM ○マーク:割り込み

  • 配線が細い部分がある

  →他に干渉しない程度に太くする

  • その他、部品の配置を調整


調整できたので、ミスがないことをよく確認して EAGLE CAD でガーバーデータを出力する。これを ZIP形式 で固めて
P板.comに発注すればOK!

ね、簡単でしょ?






左 :本家 Arduino Duemilanove
中央:今回製作マイコンボード
右 :ワンチップArduinoRS232Cで書き込み)

*1:実験用基板